伏瀬『転生したらスライムだった件⑧』
さあ、祭りを始めよう
というわけで今回は、伏瀬『転生したらスライムだった件⑧』（ＧＣノベルズ）です。
色々あって、色々あったわけですが、その反動のようになにも起こらない巻ですね！
……こういうかき方をするとこの巻が面白くないみたいな感じになってしまうので、ちゃんと補足しようと思います。
これまでの巻が『街づくり、時々俺ＴＵＥＥＥＥＥＥ！』だったのに対し、今回は『街づくり全振り』みたいな内容なので、事件らしい事件は起こらないのです。
あ、四巻から登場していたラミリスがここから本格参戦したのは事件といえば事件かな。不穏な空気など一切なく、終始コメディタッチなので、全然そんな感じはしないのですけれど。
僕個人としては、俺ＴＵＥＥＥＥＥＥ！パートよりも街づくりパートにスポットが当たっているほうが好きなのですが、今回は全振りということで大満足でした！
今後、戦闘パートに全振りという巻が出てくるかもしれませんが（個人的には六巻あたりはそういう展開のチャンスだったようにも思うのですが……）、それはそれで楽しみにしておくことにします。
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