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メガネストの読書日記

眼鏡好きのメガネストが、読書日記をつける

米澤穂信『折れた竜骨』

ミステリ

 

折れた竜骨 上 (創元推理文庫)

折れた竜骨 上 (創元推理文庫)

 
折れた竜骨 下 (創元推理文庫)

折れた竜骨 下 (創元推理文庫)

 

 

 

折れた竜骨(1) (ファミ通クリアコミックス)

折れた竜骨(1) (ファミ通クリアコミックス)

 

 

 

 

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

 

 

 

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

 

 

 

さよなら妖精 (創元推理文庫)

さよなら妖精 (創元推理文庫)

 

 

 

 今回は米澤穂信『折れた竜骨』(創元推理文庫です。 

 山本周五郎賞受賞作で、直木賞候補にもなった《魔法×ミステリ》の傑作ですが、どうせみんな読んでるだろうし今更紹介する必要なくね?

 ……ごめんなさい調子に乗りました。ちゃんとやります。

 

 氷菓』シリーズ(角川文庫)がアニメ化されて広く認知されるようになった印象ですが、個人的には本作が色々な意味でのターニングポイントだったんじゃないかな、と思います。

 それ以前も『儚き羊たちの祝宴』(新潮文庫さよなら妖精』(創元推理文庫など、良質なミステリをいくつも上梓していましたが、このあたりから作品のクオリティが非常に高くなった印象。

 さて、感想です。

 前回の記事でも触れましたが、《魔法×ミステリ》というとやはり、紙城境介『ウィッチハント・カーテンコール~超歴史的殺人事件~』(ダッシュエックス文庫が思い出されるところですが、こちらのほうがより骨太なミステリという印象。上下巻分冊で1000ページ近い圧倒的な分量ですが、ぐいぐい読ませます。魔法という超常的なものが前提として存在していて、それを踏まえたうえでしっかりとミステリを成立させて来る手腕は見事の一言。ミステリを少し齧って、ちょっと変わり種が読みたくなってきたあなたに、ぜひとも手に取っていただきたい作品です。

 

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