渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星で・6』
今回で折り返し。渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星で・6』(電撃文庫)を紹介します。
前の記事で《タートム侵攻編》とか書いておいてなんですが、すまんありゃ嘘だった。
思いっきりほかの国も絡んできとるがな。
こんな感じで
――などとお叱りを受けそうですが。しょうがないじゃないですか、内容ほとんど忘れてるんだから(開き直り)。
さて、《タートム侵攻編》改め、《タートム、ラトロア侵攻編》も中盤となりましたが、この六巻では、物語の大きな部分を担うであろう謎が読者の前にはっきりと姿を現しました。基本的にはミステリを読む人としてはその謎について推察したいところですが……とりあえずは物語の感想をば。
いいねえ、いいねえこれ! 最高だよ!
物語が大きく動いたこともそうですが、本作ラストの展開ですよ! もうね、いよいよ戦記ものの顔をしだしましたよ、この物語!
主人公のフェリオもいよいよ王族の風格を漂わせてきましたし、先が気になる気になる!
物語もここから、加速度的に面白くなっていくので、六巻までちまちまと集めていた方は、ここから一気買いをオススメします。さあ、一気に買って一気に読むのだ!
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